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050203:改訂3
0.生ファイルでの編集作業
サンヨーの旧タイプ*1・デジカメである DSC-X110 で撮影した動画ファイルは、"Motion-JPEG"*2 という特殊なコデックを利用しているが、対応するコデック( "Direct-X 8.1a" でも可?)をインストールすることによって、ごく一般的な AVI ファイルとして、メディアプレイヤー等で再生することができる。
再生できるということは、"AVI" ファイルとして「編集」できるということである。ここでは、前後のカット、ファイルサイズの変更等について紹介する。
1.動画形式
デジカメ動画で一般的に使われる動画形式には、ファイル名の拡張子で分類するとAVI、MPG、MOV、RM、MP4 等がある。
| AVI | もともとWindows系の形式らしい。通常はメディアプレイヤーで再生できる。 |
| MPG | 一般には"MPEG1"を指し、動画を再生できるソフトであれば、ほぼ機種を問わず再生できる。ファイルサイズは可変。 |
| MOV | クイックタイム・プレイヤー(QT)専用の動画形式。長高画質の動画に用いられることが多いが、最近ではサンヨーの動画デジカメでも採用されている。ファイルサイズがやや大きい。QT自体が重いという欠点がある。 |
| RM | リアル・プレイヤー専用の動画形式。作成には専用のソフトが必要であるが、無料版もある。ストリーミングとしてはすぐれているが、やはり古いパソコンでは動きが重くなる。 |
| MP4 | (実質的に)クイックタイム・プレイヤー専用の動画形式。作成にはクイックタイムなどのソフトが必要である。画質のわりにファイルサイズをかなり小さくすることができるが、最新版のクイックタイムを導入しないと、再生すらできない。拡張子は異なるが、携帯電話の動画ファイルとしても用いられる。AVI形式の MPEG4 とはまったく異質であると理解したほうがわかりやすい。 |
このほかにも WMV、ASFといった WMP 専用形式もあるが、筆者自身詳しくないので省略。
また、AVI 形式にもいくつか種類があり、再生環境によっては、同じウィンドウズ上でも再生できない場合がある。とくに、Motion-JPEG や MEPG4 で内部的に圧縮された AVI ファイルは、対応するコデックがインストールされていないと再生できない。ただし、Motion-JPEG の場合はクイックタイムで再生可能。
●まとめ
個人的な解釈によれば、画質を追求しつつ、ファイルサイズを小さくしたいのであれば、MPEG4 タイプの AVI 形式が最適である。ただし、だれにでも閲覧できるわけではないのがネックとなる(最新のウィンドウズ機であれば問題はないのだが)。テレビ番組や映画を録画し、個人的に楽しむのであれば、ほかに選択肢はない。
ネット上で配布し「だれにでも再生できる」ことに主眼をおくのであれば、MPG 形式が最適であろう。RM や MOVでは、動画を見るためにわざわざソフトをインストールしなければならない。
したがって当サイトでは、ネット上のデジカメ動画には MPG を推薦する次第である。
つづいて、AVIファイルでの動画編集ソフトについて、簡単に説明しよう。AviUtlは AVI 形式のまま動画に細工をしたり、内部的な圧縮方法を変更したりするのに適している。また、TMPGEncは、その名のとおり、AVIファイルを MPG ファイルに変換するのに最適なエンコード・ソフトである。
2."AviUtl" での編集
ここでは動画編集ソフト"AviUtl"を利用して、動画のよけいな前後部分をカットする方法を説明する。
……後日追加予定。MPG4 については省略。
3."TMPEEnc" によるMPEG形式への変換とファイルサイズの縮小
ここでは MPEG 変換ソフト"TMPGEnc"を利用して、ファイル形式をAVIからMPEGに変換し、同時にファイルサイズを小さくする方法を説明する。
以下に設定を記す。デジカメで撮影した動画の場合には、画質、音声などはそれほど高品質なものではないため、あまり厳密に考える必要はないかもしれない。
3.1.ビデオの設定
ここでの設定によって、ファイルサイズが大きく変化する。320x240程度のサイズであれば、かなりファイルサイズを小さく(画質を落とす)しても、それなりに「見られる」動画となる。
●変更する項目。
・フレームレート
「30」か「29.97」にする。
・レート調整モード
「固定品質(CQ)」がオススメ。わかりやすい。さらに右の「設定」ボタンで画質の詳細を設定する。3.3.を参照のこと。
・動き検索速度
「最高画質」を選択。おそらく「標準」でもそれほど違いはない。
3.2.固定品質(CQ)の画質設定
上記の「レート調整モード」の詳細設定である。以下は「固定品質」を選択した場合の設定。
●変更する項目。
・品質
この設定でファイルサイズが大きく変わる。最小にするならば「8」あたりが限度。画質を追求するのであれば「75」あたりを選択する。「75」だと、生の AVI ファイルとほぼ同サイズとなる。なんどか実験する必要あり。
3.3.オーディオの設定
ここではオーディオの品質を設定するが、デジカメの録音品質はそれほど高いものではないため、今回はファイルサイズを小さくすることだけを考えればよい。
●変更する項目。
・サンプリング周波数
デジカメの音声であれば、最低の「32000」で十分。
・チャンネルモード
モノラル。
・ビットレート
これも最低の「32」で十分。
・音声加工
フェードイン、フェードアウト、ボリュームの変更等が可能。
3.4.前後をカットする場合。
設定画面の「ビデオ詳細」タブにある「ソースの範囲」にチェックをつけ、その行をダブルクリックすると動画の範囲を設定することができる。
3.5.【補遺】自動可変レート(CQ_VBR)での変換
クラシックペンティアム以前の古いコンピュータでは、やや動作が重くなるが、ここ数年のコンピュータで再生するのであれば「自動可変レート(CQ_VBR)」で変換したほうが、同じ画質でもファイルサイズを小さくできる。
「レート調整モード」の「設定」以外の項目は「固定品質(CQ)」と同じ。
3.6.【補遺】自動可変レート(CQ_VBR)での画質設定
上記の「レート調整モード」の詳細設定である。以下は「自動可変レート」を選択した場合の設定。
●変更する項目。
・品質
この設定は「最高(100)」にしておき、以下の最大ビットレートのみ変更するだけで十分である。
・最大ビットレート
一般のデジカメ動画(320x240 px)であれば、2000以上にしても品質は変わらない。オススメは1200。200まで落としても、それなりに見られる動画となる。
それ以外の項目については、とくに変更する必要はない。
"TMPGEnc" にはこのほかにも種々の設定項目があり、画質を補正したりすることもできる。使い方に慣れてきたら、いろいろと試してみるのもよいだろう。
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